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この度はご結婚のお運び誠におめでとうございます。

ジュエリーコーディネーターの資格を持ち、この道15年、これまで5000組以上のお客様の指輪選びのお手伝いをしてきたコンシェルジュ青山が分かりやすく紹介していきます！

大切な指輪選びのお役に立てば幸いです。

結婚指輪に選んだ地金の割合（全国）

【夫】

・プラチナ　75.2%

・ゴールド 9.0%

※イエロー・ピンク・ホワイトを含む

・コンビ 5.7%

※プラチナとゴールドの混合デザイン

【妻】

・プラチナ 71.5%

・ゴールド 13.6%
※イエロー・ピンク・ホワイトを含む

・コンビ 6.8%

※プラチナとゴールドの混合デザイン

夫も妻も７割がプラチナを選び、約１割～２割がゴールド（やコンビネーション）を選んでいます。

世界に目を向けてみると、ゴールドの方が主流の国も多数あります。

しかし、日本では過去のデータを見ても、プラチナは７割ほどを占めている状況です。

日本でプラチナの結婚指輪が選ばれやすいのは、戦後の皇室でのご婚儀の際、プラチナを使用したジュエリーを着用されていたことで人気が広がったことや、プラチナの白い輝きは日本人の肌色に馴染みやすいことが理由とも言われています。

※ゼクシィ結婚トレンド調査 2024

結婚指輪にプラチナとゴールド、どっちがおすすめ？

一般的に見るとプラチナの割合が多い状況ですが、プロの視点からお伝えしますと、正直「どっちが正解」などはありません。

これまで数百組以上のお客様の指輪選びをお手伝いしてきましたが、プラチナ・ゴールドどっちを選ぼうとも、自分やふたりが気に入っているものであればご満足度が高い印象です。

ただ、周囲の意見だけを参考にしてしまうと後悔しかねません。

「プラチナの方が割合が多いからプラチナにしよう」「家族からゴールドを進められたから…」など、自分やふたりの意思が固まってない中で決断してしまうことは避けましょう。

迷っている状況だからこそ、まずは「結婚指輪でわたしたちふたりが重視したいポイントは何か」を考えると良いかもしれません。

たとえば、以下のようなものです。

• 一目で結婚指輪とわかる、王道感にこだわりたい
• 人と違った、ふたりだけのデザインがいい
• なるべく手入れのしやすいものがいい

それがプラチナ・ゴールドどちらに当てはまるのかで考えると、失敗しにくいといえます。

次項からは、結婚指輪で重視したいポイントを考える上で重要なプラチナ・ゴールドの特徴やメリットを確認していきましょう。

PT950やK18（18金）は、それぞれ 金（ゴールド） や プラチナ（プラチナ）の純度（含有率）を表す表記です。  

プラチナやゴールドはそのままだと柔らかいため、ジュエリーには他の金属を混ぜて強度を高めています。

たとえば、以下のような比率です。

• PT950 = プラチナ95% ＋ 他の金属5%（パラジウム・ルテニウムなど）  

• K18（18金）= 金75%＋ 他の金属25%（銀・銅・パラジウムなど）  

※混ぜている金属はブランドによって異なるため、アレルギーがある方はしっかり確認しておく必要があります。

プラチナの結婚指輪のメリット・デメリット

「結婚指輪らしさ」「一目で結婚指輪とわかる王道感」にこだわるのであれば、プラチナの結婚指輪をおすすめします。

以下のようにストレートのデザインの結婚指輪であれば、より王道感が引き立ちます。

結婚指輪：オンリーユー｜エルサカエブライダル

また、プラチナの白い輝きはダイヤモンドの虹色の輝きをより一層引き立ててくれます。

とくに結婚指輪にセッティングするダイヤは細かく繊細なキラキラした輝きを楽しめます。

ダイヤの美しさを楽しみたい方にも向いているでしょう。

結婚指輪：朝葉（ASAHA）｜NIWAKA

また、プラチナは変色、変質しにくいため、アルコール消毒や温泉、プールなどでの心配もなく、永くきれいに保ちやすいと言えます。

細かな傷がつきやすいという弱点はありますが、購入ブランドのクリーニングや仕上げ直しなどで対応してもらえる場合が多数です。

アフターサービスやメンテナンスについては、購入時に必ず店頭で確認しましょう。

実際に指輪のデザインをチェック

プラチナの結婚指輪一覧｜エルサカエブライダル

また、ラグジュアリーなデザインが多い海外のブランドではゴールドのラインナップも多くあります。

華やかに着けたい方にもぴったりです。

また、以下のようにゴールドとプラチナを組み合わせたコンビネーションなどもあります。

結婚指輪：雪佳景（SEKKAKEI）｜NIWAKA

コンビネーションの結婚指輪一覧はこちら

使えば使うほど徐々に変色はしますが（色が濃くなります）、18金であればそこまで心配する必要もありません。

風合いが変わることで新たな一面を楽しみ続けられるというメリットにも捉えられます。